KZ ZSTX 安価でハイブリッドドライバ方式を採用した低価格イヤホンの新たな基準モデル

2021/06/26

KZ(CCA) イヤホン レビュー 星4

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KZ ZSTX
有線イヤホンの分野においても、中華製品は非常に高いコストパフォーマンスを誇っており、安価ながらリケーブルに対応していたり、複数のドライバを採用しているなど、まるで高級モデルのような使用をもった製品が数多く存在しています。
今回紹介するKZ ZSTXは、近年話題になってきているKZ社の廉価グレードのイヤホンです。

製品特徴


スペック
名称 ZST X
メーカー KZ
値段 約2500円
接続 有線接続
音質傾向 ドンシャリ系
感度 107 dB
インピーダンス 12 Ω
周波数範囲 20 ~ 40000 Hz
操作法 マイク付きケーブルの場合
インラインリモコン
防水 なし
備考
1BA+1DDのドライバ構成
替えチップ付属 上位モデルのシルバーケーブル

ハイブリッド方式のイヤホン

イヤホンの音を鳴らす心臓部といってもいいドライバですが、これには結構な種類が存在しています。
中でもポピュラーなのはダイナミックドライバと、バランスド・アーマチュアと呼ばれるドライバです。

このKZ ZSTXは贅沢にも、ダイナミックドライバとバランスド・アーマチュアを片側1機ずつ搭載した製品になります。
近年ではこの価格帯でも標準化されてきた構成ですが、KZは比較的早い段階から低価格モデルでも実用化に漕ぎ着けています。

肝心の音質に関して

このイヤホンはこれまでのKZの培った経験を元に、今までのKZの悪い部分を払拭しつつ、所謂KZらしい音質を表現した意欲的な作品になっています。

高音域はきらびやかで、人によっては少々刺さるかもしれません。しかし解像度が高くそこまでシャリ付いた感じもないので、結構クオリティの高いサウンドかと思います。

中音域に関しては自然かつな感じのサウンドです。これまた悪くない塩梅で、さ行がささるとかそういった感じもありません。高域低域の強いこのイヤホンに置いても、埋もれることなくしっかりと主張してきます。

低音域に関しては流石にKZといった感じの強さです。そこそこ音圧が強く耳に響くし、しっかりと主張してくるサウンドです。

音場の広さはそれなりで、全体的に抜けが良い音質も相まって、非常に気持ちの良い立体感を表現しています。

総合的な評価としては極めて質の高いドンシャリサウンドです。高域低域は強く主張しながらも、それでいてボーカル部分も負ける事無くはっきりと表現されています。
また少数構成のドライバのおかげか、各音域にまとまりがある点も魅力の一つです。

装着感は良好

このイヤホンの形状は大きくも小さくもない形状なので、たいていの人はつけても痛かったりポロリしやすかったりという問題が起きにくいです。
ハイブリッドイヤホンとはいえ、筐体も樹脂せいなので重さもまるでなく、装着感のせいで疲れるという事はないでしょう。

付属品は最低限

低価格モデル故、付属品は最低限です。イヤーピースが3サイズ、そして銀メッキのケーブルが付属してきます。

イヤーピースはフジツボ型、弾丸型とも評される独特のシワのある形状をしたイヤーピースです。特性としては良くも悪くもない普通のイヤーピースであり、十分実用的な範囲のイヤーピースだと思います。

銀メッキケーブルは最近のKZイヤホンでは主流となっているケーブルです。元々これはアップグレードケーブルでしたが、同社が上位モデルを出したこと、他社がより強力なケーブルを販売したことで買われなくなったのか、なら最初からつけてやろうぜとばかりに付属が始まりました。
流石に同社の高級モデルのイヤホンでは力不足感がありますが、ZSTX程度の低価格モデルであれば十分なケーブルです。

ケーブル端子が流行ってない

ケーブルの端子はKZ B Typeと呼ばれる独自の2pin端子です。ZSTXが旧モデルのリメイク版ということで筐体が同じ故、このZSTXの端子もKZがかつて採用していた古いモデルです。

端子の良し悪しは置いておくとして、問題なのはこのケーブル端子がすでに廃れた端子であることです。このせいで他のケーブルへの交換が効きにくく、交換したいのであれば仕方なく、折れやすいのを我慢して普通の2pinケーブルを買う必要もでてきます。

まとめ

良い点
  • 低価格でハイブリッドイヤホン
  • いい感じのドンシャリ
  • 装着感は良い
悪い点
  • ケーブル端子が普及してない
おすすめ度:★★★★☆
低価格モデルのイヤホンながら、小綺麗にまとまっていて、それでいてKZらしさも感じられる良いモデルです。

final E1000とはキャラクターこそ違いますが、エントリー帯の有線イヤホンとしては双璧を為す製品と言えるでしょう。

特に国産の低価格機では機能的に厳しいであろう、リケーブル、ハイブリッドドライバ、銀メッキケーブル採用などの点が強いと思います。

KZ ZSTX
この値段でリケーブルにデュアルドライバ。価格破壊の権化。
 

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